知識が深まれば犬と猫への敬意が生まれます

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犬の習性と役割の違い食いだめする大食漢 vs 姫犬王子犬

犬の先祖は、オオカミであると考えられています。
群れで狩りをしたり、外敵から身を守ったりするオオカミ同様、本能的に「群れ」を単位として行動する習性があります。

食いだめをする大食漢 ~食事は競争~

食事の順番、1st(リーダー)⇒2nd⇒3rd

オオカミの社会は、上下関係厳しい縦社会。いわゆる「体育会系」です。

食事は、リーダー格の個体からになります。群れの中での順位低いと食事の順番が後になります。順番が後になるほど、食べ物が残っていません。ですから、どの個体も競争して、できるだけ早く、できるだけたくさん食べようとします。

食事は、狩りが成功しないと食べられません。次にいつ食べられるか分からないため、食いだめするのです。犬は、一度に体重の20%分も食べられるそうです。

姫犬王子犬 ~人間の食事に興味津々~

一方、これとは異なる食事の仕方をする犬種もいます。かわいがられることを目的に作られた「愛玩犬」です。
愛玩犬は、食事をするための競争にさらされませんので、食事に対してガツガツする必要はありません。そして、人間と一緒に過ごす時間が長いため、人間が食べているものに興味をもってしまいます。群れという単位を考えた場合、愛玩犬にとっては、人間の家族が自分が所属する群れ、になります。
同じ群れの一員なのに、何故、自分たけ違うごはん?と感じてしまうとも考えられます。

ポイント point
  • 愛犬に最適な食事を考える場合、こうした個別の犬による違いを考える必要があります。

もともと何のための犬?犬の役割を知ろう!

古くローマの時代から、犬はその能力に応じて分類されてきました。もともとは牧畜犬、狩猟犬などと大別されていました。アリストテレスは7犬種を記録に残しているそうです。
各国の登録団体では、作られた用途や目的によって、犬をグループに分けしています。グループとは、「遺伝的に受け継ぐことのできができる独自の特徴を持つ犬種の集まり」です。たとえば、グループ1(牧羊犬)の犬はさまざまな形をしていますが、本能的に家畜を守るという性質を共通して持っています。
JKC(一般社団法人ジャパン ケンネル クラブ)では、FCI(国際畜犬連盟、Fédération Cynologique Internationale)の基準を採用し、下記の10グループに犬種を分けています。

グループ分け出典:ジャパン ケンネル クラブ http://www.jkc.or.jp/modules/worlddogs/

牧羊犬・牧畜犬(グループ1)

ジャーマンシェパード

ボーダーコリー

使役犬(グループ2)

グレートデーン

ミニチュアシュナウザー

猟犬グループ

テリア(グループ3)

ヨークシャーテリア

ジャックラッセルテリア

ダックスフンド(グループ4)

ミニチュアダックスフンド

嗅覚ハウンド(グループ6)

ダルメシアン

ビーグル

ポインター・セター(グループ7)

アイリッシュセター

ワイマラナー

鳥猟犬(グループ8)

ラブラドール レトリバー

ゴールデン レトリバー

視覚ハウンド(グループ10)

アフガンハウンド

イタリアン グレーハウンド

原始的な犬・スピッツ(グループ5)

柴犬

ポメラニアン

愛玩犬(グループ9)

キャバリア キング
チャールズ スパニエル

チワワ

ポイント point
  • 愛玩犬以外は基本的に食いしん坊です。

ライフステージや特徴の違いを知ろう!

似たような役割で作られた犬であったり、同じようなサイズの犬でも、ライフステージや特徴の違いがあります。
それぞれの犬に最適なケアをするためには、違いや特徴を知ることが大切です。

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